
回転式オーブンの「死角」をなくしましょう。
もし、回転式オーブンからパンを取り出したときに、一部のパンはしっかりと焼けているのに、他のパンは色が浅く、十分に焼けていないという経験があるなら、そのイライラ感はよくわかるでしょう。回転するモーターは確かに役立ちますが、それだけでは不十分です。生地の隅々まで熱が行き渡り、端が焼け過ぎないような加熱方法が必要です。
だからこそ、私たちは炭素繊維を利用した赤外線加熱方式に切り替えました。
従来の金属コイルとは異なり、炭素繊維は特定の種類の熱を発し、それが製品の奥深くまで届きます。表面だけでなく、内部まで熱が入り込みます。
360度からの均一な加熱
私たちが採用している方法は、炭素繊維要素をオーブンの周囲に戦略的に配置することです。これにより、レージが回転しても、温度が均一に保たれます。つまり、通常の対流式オーブンで問題になる「死角」がなくなります。トレイがどこにあっても、一定の熱が当たり続けます。
なぜ炭素繊維なのか?
ニッケルクロム線よりも、炭素繊維の方が焼成の際の「オン・オフ」のサイクルによく対応できます。金属線は何千回も加熱・冷却を繰り返すと変形したりしまいますが、炭素繊維はそうはなりません。そのため、熱源が常に正しい位置に保たれ、時間が経っても加熱範囲が変わりません。
欠点もあります
もちろん、完璧というわけではありません。注意すべき点がいくつかあります。
まず、これらの要素は割れやすいので、衝撃に弱いです。レージがぶつかってしまうと、その部分は使えなくなってしまいます。そのため、機械的な隙間をしっかり調整し、ブラケットが揺れないようにしなければなりません。
また、タイミングにも注意が必要です。この加熱方式は強制送風式よりも直接的なので、焼く時間が短くなる可能性があります。そのため、タイマーをしっかりチェックして、過剰に焼かないようにしましょう。
最後に、正確なPIDコントローラーを併用することをお勧めします。これにより、温度が乱れるのを防ぎ、目標温度を超えることもありません。